コネクタ事業部生産技術部


 

生産設備も社内で設計、そして製造。自動機にも厳しいスペックが求められる

コネクタ量産のための生産設備の設計開発を担当しています。自動機、治具、表面処理、金型、新工法の5つのグループに分かれており、私は自動機を扱っています。当社の体制としては昭島事業所で主に試作品などを製造、関係会社で量産品の生産を行なっています。つまり主に関係会社での量産ライン向けの自動機の設計開発が私の役割です。コネクタは、金属部分のコンタクト、プラスチックで成型されたインシュレーター、シェル、ホールドダウンから構成されており、自動機は各工程で製造されたパーツを組み合わせ、コネクタとしての製品を全自動(半自動の場合も)で組み立てる装置です。最近は、小型・薄型、高密度・多芯、高速伝送対応などが求められており、自動機にも位置精度、電気信号の導通精度の向上が大きなテーマになっています。

小型化、高速化、汎用性、標準化。開発テーマにつきることはない

技術部で設計がほぼ固まった段階で、量産方法に関する調整を行います。ここでは、自動機で組み立てるために必要な要求を出したりもします。また生産管理部と生産量、品質保証部とは安定した品質を維持するための検討も行ないます。今は携帯電話に利用されているコネクタの生産設備にかかわっていますが、ここでも小型化、高速化が求められており、限られたスペース内での組み立てユニットの収納、組み立て時間削減のための、ロスタイムのカットなど、高い技術力が必要とされています。自分の力を試すことができるいいチャンスでもあると考えています。また従来の生産設備をリニューアルし転用するなど、汎用性、標準化も進めています。難問は多いですが、それだけやりがいも大きいですね。

関連部署と一体となるものづくりの醍醐味がある

設計した自動機は自社の生産設備部で組み立てられ、主にグループ会社で稼動することになります。組み立て段階での設計ミスなど耳の痛い厳しい指摘を受けることもありますが、それも貴重なフィードバックと捉えています。今は、特に稼動後のトラブル対応も設計段階から想定するように心がけています。自動機の設置は高額な設備投資であり、製品ひいては企業の競争力を左右する場合もあり、大きな責任を感じています。大学での専攻は航空宇宙の制御工学でしたが、実験装置を組み立てた経験もあり、設備開発の仕事には興味がありました。設備開発の仕事は、簡単ではありませんが、ひとつの設備が形として完成したときには目に見える実感があり、喜びがあります。設計部門、組み立て現場、生産現場とのコミュニケーションを密にし、一体となってものづくりにかかわる。自分の選択は間違ってなかったと思います。


 

社内スポーツジムで自ら健康管理に努める

職場の環境は工場内にありながら自席のスペースが広く確保されており、設計作業に専念することができます。
 数年前に運動不足が気になり、職場の先輩の勧めで、社内のスポーツジムに通い始めました。社内の体育館のワンフロアにあり、トレーニングのための一通りの機材があります。インストラクターが個々人のために細かくメニューをチェックしてくれるのも、実は私生活では三日坊主になりがちな私が継続できている理由かもしれません。今でも、昼休みに20分程度汗を流しています。そのおかげで体調はすこぶるいいのですが、ときには風邪をひくことも。そんなときは、社内の診療所ですぐに診察を受けることができます。健康だからこそ、思う存分働ける。いい環境だと思います。