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事業概要

弊社は、コネクタ用部品製作に使用される精密プレス金型及びプラスチック金型の設計・製作・組立を行っています。

コネクタとは

電気や電気信号の流れをつなぐための電子部品です。
スマートフォンやパソコンなどの身近な製品から人工衛星に至るまで世の中のありとあらゆる精密プレス金型及びプラスチック金型の設計・製作・組立を行っています。
コネクタ図解
詳しくはこちらから(JAEサイト)

金型とは

金型とは、金属で製作された型枠の総称で、金属や樹脂(プラスチック)などの材料を金型に流し込んだり、金型を通過させたりすることで、連続して同一形状の製品を効率的に製造するために用いられます。
金型
金型の出来栄えによって、金型を用いて製造する製品の品質が大きく左右されるため、製造業において金型は重要な役割を担っています。

金型ができるまで

富士航空電子では以下のフローによってコネクタ部品生産用の精密プレス金型と精密プラスチック金型を生産しています。金型生産フロー

金型設計

お客様から要望された製品をカタチにするために三次元CADや流動解析技術を用いて、ゼロから金型部品の設計をおこないます。金型設計の様子

部品製作

一つの金型を組み立てる為に、何百もの部品図面ごとに最適な加工工程を計画し、様々な工作機械で金属を切削(切る)・研削(削る)・放電(溶かす)加工を用いてµm(マイクロ) ※0.001mm=1µm の精度で金型部品を製作します。

切削加工

切削加工とは、木材や樹脂、金属などの材料を切削工具を使用して、切削(切り・削り)し、欲しい形状を形作る加工方法です。
高精度と複雑形状の両立が可能で、フライス盤、マシニングセンタなどの工作機械を使えば、単純な穴あけから複雑な3次元形状まで幅広く対応できます。

弊社では3軸(XYZ)と5軸(XYZBC)の切削加工機を所有しています。

切削加工機

加工動画(一例)

研削加工

研削加工とは、砥石を回転させながら被削材に当てて表面を削り取り、目的の形状へと仕上げる加工のことです。
研削加工で使う砥石は、砥研粒と呼ばれる硬い粒を固めたもので、砥粒の一粒ずつが刃物の役割を果たしています。
一粒の砥粒が削り取る量は小さいですが、砥石を高速回転させることにより材料を削り取っていくのが特徴です。

弊社では平面研削、成形研削、倣い研削の研削盤を所有し最適に使い分けをしています。

研削盤
研削盤

研削盤

加工動画(一例)

加工動画(一例)

放電加工

放電加工とは、水や油などの液体の中で向かい合った金属の間に火花を起こすことにより生じた熱で金属を溶かして加工する加工方法です。
液体の中で火花を起こすと、金属が溶けはじめ、液体によって冷やされ飛散します。
このように、火花を起こし、金属を溶解→冷却→飛散の流れを繰り返すことによって金属を加工する方法が放電加工です。

弊社では型彫り放電加工機、ワイヤー放電加工機を所有しています。

型彫り放電加工機
型彫り放電加工機

ワイヤー放電加工機
ワイヤー放電加工機

加工動画(一例)

自動搬送ロボット

部品一例

1円玉より小さな部品も多く、mm(ミリ)単位よりも細かいµm(マイクロ) ※0.001mm=1µm 単位の精度にて製造しております。
高難度な加工ではあるものの自動機を多く導入していることや加工マニュアルもありますので未経験者であっても安心して部品加工に取り組むことが出来ます。

プレス金型部品       プラスチック金型部品     コアピン


金型組立

できあがった金型部品を一点ずつ丁寧に磨き上げ、高精度に金型を組み立てます。
組み立て終わった金型は、成形機に搭載し、試し打ちを行い、成形された部品の寸法が正しいか測定を行い、必要に応じて緻密に金型の調整をおこないます。金型組立

検査

高い品質を維持するために検査基準に沿って金型部品や金型そのものの検査や測定をおこないます。
また不具合が発生した場合の是正・対策や品質統計データの分析や評価に基づき、お取引先様などと連携して品質教育や業務改善をおこなっています。
検査