信州航空電子5つのポイント

Point 01 開拓、創造、実践

「限りなく変化する社会のニーズに応えて、たえまなく開拓し創造する」ことを企業理念とする航空電子グループの一員として、1990年の生産開始以来、航空宇宙関連の電子機器・部品の製造を通して、航空と宇宙分野の進歩に貢献してきました。当社の高度なアビエーション・エレクトロニクス技術はロケットや航空機のみならず、一般産業分野でも高性能・高機能化のニーズに幅広く役立っています。

Point 02 ものづくりへのこだわり

当社のものづくりを支えているのは、社員一人ひとりのスペシャリストとしてのまなざしと情熱といっても過言ではありません。当社は、日本航空電子工業株式会社航機事業グループ製品の生産拠点として世界品質の製品をお届けするため、航空宇宙分野で培った豊富な経験と確かな技術力を活かし絶えずものづくりの革新に取り組んでいます。

Point 03 活発な新製品開発

航空電子グループの事業の柱であるコネクタ、インターフェース機器、センサの展開先は航空宇宙関連から自動車、情報通信機器に至るまで限りなく裾野が広がっています。各々の分野では日進月歩で技術革新が行われており、それに即応できる開発体制を確立し、お客様を支えるのが電子部品メーカーである当社の役目です。“Technology to Inspire Innovation”「当社の開発する技術がお客様の独創的な商品開発に新しい扉を拓きます」をスローガンに掲げ、ものづくりの技術を活かし、航機事業部と連携し新製品の開発に取り組むと共に、これらの製品のための革新的な生産設備の開発を行っています。

Point 04 環境経営

航空電子グループでは、早くから温室効果ガス削滅などの地球温暖化対策に取り組んでおり、電機・電子業界目標※1をすでに達成※2しています。これらに加え、有害化学物質の使用禁止や削減も継続して取り組むべき課題であり、当社においては鉛フリー化・六価クロムフリー化の技術を確立し、RoHS規制※3に対応した有害物質フリー製品のラインナップができています。そして最も重要なのは社員一人ひとりの環境保全に対する意識。地域の環境保護活動への参加を通して、環境保全活動に取り組んでいます。

※1:1990年度を基準として、2010年までに、実質売上高原単位で35%削滅。(日本経済団体連合会の自主行動計画における電機・電子業界の統一目標)原単位とは、エネルギー使用量、水使用量等の消費量を、従業員当たりや売上当たりなどの、ある単位を基準とした値に変換した値。
※2:2007年度 35%削減
※3:電子・電気機器における特定有害物質の使用制限についての欧州連合(EU)による指令。

Point 05 社員の尊重

社員の定着率の高さは当社の特長でもありますが、これは航空電子グループが社員を重要なステークホルダーとして位置づけていることによるものです。個人の能力が100%発揮されてこそ企業も成長し、社員個人も充実した生活をおくることができる。これが当社の基本的な考え方です。そのためには就業環境の整備が重要な要素となりますが、人事制度においては上司との風通しを重視した評価制度を実施、福利厚生では社員食堂の充実、体育施設の設置など働き心地の良さに重点をおいた人事施策を展開しています。また社会的責任の観点から少子高齢化対策にマッチした育児のアシストなどにも力を入れています。冒頭の定着率の高さは、こうした社員の尊重が企業風土として定着している表れともいえます。