DC急速充電規格CCS2に準拠したEV充放電用コネクタ「KW21Aシリーズ」が定格電流100Aに対応
2026年4月20日
日本航空電子工業は、欧州でEVのDC(直流)急速充電規格として標準採用されているCCS2(*1)規格に準拠したEV充放電用コネクタ「KW21Aシリーズ」において、定格電流100Aに対応しました。

概要
欧州ではEV用充電器の設置数が増加し、電力不足の際にEVを蓄電池として利用できるVehicle-to-Grid(V2G)技術(EVと電力網の間で双方向に電力を送り合う技術)をはじめ、V2X(*2)製品の需要が高まっています。このような市場動向に対応するため、当社はV2Xにおいて変換の必要がなく電力効率を高められる直流(DC)による電力供給を採用し、欧州でEVのDC急速充電規格として標準採用されているCCS2規格に対応した「KW21Aシリーズ」を開発し、販売してきました。
このたび当社は「KW21Aシリーズ」において、DC充電コネクタへの要求事項IEC62196-1/-3に関し、欧州を中心に国際的に信頼されている第三者認証機関TUV(*3)の評価を受け、定格電流100A対応として合格しました。定格電圧1000Vのバッテリーシステムでは最大100kW、一般的な定格電圧400Vの車両では最大40kWの出力に対応可能です。
当社は、取り扱いの安全性や容易性、耐環境性などの品質を徹底して追求した「強さと品質の高さを兼ね備えたEV充電用コネクタ」を「Powerlance™」ブランドとして展開しています。
今後もEV充電用コネクタ「KWシリーズ」のバリエーションを拡充し、お客様の多様なニーズにお応えしてまいります。

- CCS(Combined Charging System)は、CharIN e.V.(Charging Interface Initiative)が標準規格として提案する充電方法
- V2X(Vehicle to X)とは、V2G(Vehicle to Grid)、V2H(Vehicle to Home)、V2L(Vehicle to Load)などの総称
- 機械・電子機器や医療製品などあらゆる製品に対して、安全性や機能の有効性について検査・認証を行うドイツの第三者認証機関、技術検査協会(Technischer Überwachungs-Verein)のこと
特長
- 耐環境性の高い樹脂材料を使用した高信頼設計
- 人間工学に基づいたハンドル形状
- 軽いコネクタ重量と可撓性に優れたケーブル
- CCS2充電規格に準拠
適用市場
- DC中速及びDC急速充電器(CCS2充電規格対応)
- V2X(CCS2充電規格対応)
一般仕様
| 極数 | 電源(パワー):2極、アース:1極、信号:2極 |
|---|---|
| 定格電流 | 電源(パワー):40A/100A、信号:2A |
| 定格電圧 | 電源(パワー):DC1000V、信号:AC30V |
| 保護等級 | IP54(インレット嵌合時) IP44(嵌合口カバー嵌合時) IP67(コネクタボディ部) |
| 絶縁抵抗 | 5MΩ以上 |
| 耐電圧 | AC3,000V/1分間 |
| 耐久回数 | 10,000回 |
| 挿入力 | 100N以下 |
| 使用温度範囲 | -35℃~+50℃ |
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