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航機事業部 技術部門

工学研究科 機械工学専攻  2021年修了

Q.入社動機を教えてください

~航空宇宙機器への興味から会社の魅力を知る~

幼い頃のあこがれの職業はパイロット。そして高校生のころからは航空宇宙産業に携わりたいと考えるようになり、大学で航空宇宙学を専攻しました。就職活動の際は、幼少期から「何かを作ること」が好きだったこともあり、航空宇宙機器メーカーを中心に情報収集。その中で、JAEがH-Ⅱロケットや輸送機の慣性センサユニットを製造していることを知って興味を持ちました。また、メインとするコネクタ事業は将来性があり、幅広く事業展開をしているところにも会社として魅力を感じました。さらに、前年度にJAEへ就職した研究室の先輩から「社員の人柄が良くて、若手でも発言しやすい会社だよ」と聞いたことも決め手の一つ。そういう雰囲気の職場なら自分が成長できそうだと思い、入社しました。

Q.現在の仕事内容を教えてください

~航空機品質で新幹線の速度表示機器をつくる~

新幹線の『速度表示機器』の設計開発に携わっており、これは、運転システムの一部として搭載されるものです。運転士に列車の制御情報や走行速度、制限速度などを伝えるディスプレイで、故障すると新幹線の運行ができなくなってしまうため、特に信頼性が重要な製品です。私が担当しているのは、国内外の新型新幹線向け製品のシステム設計やソフトウェア設計。上司や営業担当とともにお客様のもとに足を運び、要望を直接ヒアリングするところから始まり、それを自社製品でどう実現できるかを検討し、システムやソフトウェアの設計を行います。実際に仕事をしてみると、機能を喪失しないよう予備のシステムを用意しておく点など、新幹線と航空機の設計には共通点も多く、「航空機品質」で耐久性や安全性に優れた機器を提供できることがJAEの強みであることを実感しました。当初はソフトウェア設計のみを担当していましたが、「システム設計にも挑戦したい」と上司に申し出て、希望が叶って仕事の幅が広がりました。若いうちから自由にチャレンジすることができ、若手から活躍できる職場です。

Q.やりがいを教えてください

~さまざまな人と関わって製品を社会へ送り出す~

誰もが知っていて多くの人が利用する新幹線。その安全運行を支える製品に携わること自体に、とてもやりがいを感じます。開発の最終段階では、車体メーカーや自動列車制御装置(ATC)のメーカーなどと一緒に試験をしたり、時には実際に新幹線の運転室に乗り込んで製品の試験をさせてもらうこともあります。とても貴重な経験ですが、自分の手がけた製品がさまざまな機器と繋がってきちんと情報を表示できているか、非常にドキドキして外を見る余裕などありません。無事に試験が終わり、運転士さんや関係者から「動きがよくなりましたね」「表示がきれいですね」などと声をかけていただけたときは最高の気分です。実は入社して自分で初めて設計した製品が、ある新車両に搭載されていまして、その車両が営業運転を開始したというニュースを見たときにとても感動したのを覚えています。製品を生み出して社会実装されるのは技術者として幸せな経験であり、「JAEというメーカーに就職して良かった」と思っています。

Q.1日のスケジュールを教えてください

8時15分     出社 メールチェック&スケジュール確認。1日の大まかな予定を整理します。
9時00分   問合せ対応 お客様や製造部門からの問い合わせに対して、技術的な調査・回答を行います。
10時30分 定例ミーティング 週1回の開発全体の進捗状況確認。管理部門、営業部門と共に情報共有と社内調整をします。
12時30分 昼休憩 上司や同僚とコミュニケーションをとりながら、昼食を楽しみます。
13時15分 資料作成、社内調整 ミーティングで明確になったチームのタスクに対応します。
15時00分 設計 進行中の新型速度計の開発案件。時には実機を使用してデバックしながら、ソフトウェア設計を行います。
17時00分 退社 翌日の予定を確認して退社します。

Q.オフタイムの過ごし方を教えてください

~出かけたい場所が近場にいっぱい~

休日は愛車で奥多摩をドライブしたり、都内近郊で食べ歩きをしたりします。また、学生時代から体を動かすことが好きなので、春・秋は多摩川サイクリングロードをサイクリング、冬はスキー場へ行くことも多いですね。昭島は様々なエリアへのアクセスが便利な立地なので、アクティブに休日を楽しんでいます。