環境報告書2018

航空電子グループの森

2004年度に森林の再生保全のため、環境経営のシンボルとして「航空電子グループの森」を開設しました。豊かで持続可能な社会実現のため、私たちは植林や下草刈りなどの活動(*1)を通して、グループ社員の森林保全体験による環境意識啓発の場とすることに加え、 生物多様性の保全(マウスをクリックして生物多様性への取り組み宣言をご覧ください)温室効果ガス(CO2)の吸収並びに水源の涵養(かんよう)に貢献しています。  

所在地 奥多摩町氷川字大沢入
面積 1.33ha
概要 •航空電子グループ、山林所有者、東京都農林水産振興財団の三者分収造林契約(整備期間:平成16年 ~50年間)
•樹種・・・ヒノキ、ヤマザクラ・あきしまさくら・イタヤカエデ・コブシ・コナラ・ケヤキ・トチノキ・オニグルミ等の広葉樹
開設当初の状態(1号地)
現在の状態(1号地:2017年4月)
あきしまさくら
ヤマザクラ

*1:航空電子グループの森では、これまでにのべ603名のグループ社員の参加により、(1)植樹、(2)若木が育つ期間の下刈り、(3)シカの食害対策用ネット設置、(4) 幹や枝にからみついて樹の成長を妨げる「つる」の除去作業などを行ってきました。
 

 2017年度には、新入社員研修の一環として新入社員61名によリ森林保全研修を実施しました。あいにくの雨のため除伐や歩道整備はできませんでしたが、 (財)東京都農林水産振興財団から、森林の多面的機能のご説明と、東京都森林組合のご指導のもと、“間伐体験” “ロープワーク”などを通して、森林保全の意義などを学習することができました。
森林の多面的機能 聴講
間伐体験
ロープワーク体験

 今後も「航空電子グループの森」は環境経営のシンボルとして、森林保護、水源の涵養、二酸化炭素の吸収、生物多様性保全などの活動はもとより、社員による体験型学習を通じて環境意識の醸成を図り、今後も航空電子の環境活動の拠り所として育んでまいります。