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2023/02/14

解決事例

ケーブル接続作業を簡素化できないか・・・

大型産業機械メーカーの設計部門では、機械を顧客の工場に設置するエンジニアから、「各ユニットに分割して出荷した機械を現場で組み立てる際に、ユニット間を接続するためのケーブルが多過ぎる。ケーブルには接続箇所を示すタグが貼り付けられてはいるものの、該当するケーブルを探し出すだけでも大変な上、接続した後にはネジを何回も回して固定しなければならず苦労している。更に、誤嵌合防止機能もないため、誤接続がないかの再確認も必要で時間も掛かる。」と改善の要求を受けていました。機械の組み立てから立上げ、お客様への引き渡し期間の短縮につながる提案です。


早速、ユニット間接続用のケーブル本数を減らすために多極配線したケーブルへ変更し、そのケーブルを誤接続することなく容易に一括嵌合・固定ができるコネクタを探すことにしました。

課題のポイント

  • 大型産業機械はユニットに分割して出荷するため、設置現場での再組立てが必須

  • 各ユニットを接続するケーブルの本数が多過ぎて、該当する接続ケーブルを探すのが大変

  • ケーブルは、ネジを何回も回さないと嵌合・固定が出来ない、誤嵌合防止機能もなく、誤接続の再確認にも時間が掛かる