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2023/02/14

解決

解決のポイント

  • 多極配線により、ユニット間接続ケーブルの本数を大幅に削減できる

  • ケーブルを探したり接続する時間が短縮できるので、お客様への引き渡し期間を短縮できる

  • レバー嵌合式で誤嵌合防止機能もあるので、容易に一括嵌合・固定ができると共に誤接続を防止できる

  • 機械の設置環境・性能や大きさにより、防水・非防水、L・M・Sサイズなどのバリエーションを使い分けできる

多極配線・一括嵌合に最適なコネクタはこれだ!

D-subコネクタのサプライヤでもあるJAEに確認してみると、「開発中の多極配線用角型コネクタ」を紹介してくれました。

そのコネクタは、産業用ロボットなどに使用されている金属製堅牢タイプの多極配線・一括嵌合角型コネクタを、非防水環境下で使用することを前提に、インシュレータモジュールは互換性を持たせたまま、シェルを樹脂製に変更すると共に、金属製フードも削除したものでした。

詳しい説明を聞いていると、「インシュレータモジュールを最大6個収納可能なので、信号対応用の角型コンタクトだけなら最大300極の配線ができることや、電源対応用のモジュールも収納可能なことから、従来から使用しているD-subやナイロンコネクタでの接続と比べると、ケーブル本数を大幅に削減できること。」また、「レバー嵌合式なので軽い力で嵌合・固定が可能であり、樹脂製シェルで軽量化が図られているので、作業者の負担が軽減できることや、誤嵌合防止機能により、接続箇所の間違いを気にする必要がなく安心して作業ができること。」を確認することが出来ました。

更に、後日提供して貰ったサンプルを使って、実際に現場で作業をしているエンジニアに嵌合・固定などの作業をやってみて貰いました。すると「このコネクタなら多極配線してあっても軽い力で容易に操作ができるし、誤接続の心配もない。」と高評価で、改善を図ろうと探していたコネクタだと確信が持てました。そして、大型~小型機械まで設計している設計者にとっても、このコネクタシリーズはバリエーションが豊富で、機械の設置環境・性能や大きさによって使い分けが出来る非常に便利なコネクタソリューションなので、パネルマウント式ケーブル接続用として標準採用することにしました。

現在は、非防水環境下に設置する大型産業機械用のユニット間接続ケーブルを、D-sub他のコネクタから多極配線・一括嵌合角型コネクタに切り替える設計を進めています。

課題を解決したコネクタはこれ!

多極配線・一括嵌合に最適なコネクタソリューション

KN06シリーズ
非防水・樹脂製シェルタイプ
■KN01-Lサイズとインシュレータブロックを共有
■レバー嵌合式

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KN01シリーズ
防水・金属製シェル(堅牢)タイプ
■LサイズとMサイズの2つのバリエーションを展開
■レバー嵌合式

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KN02シリーズ
非防水・樹脂製シェルタイプ
■KN01-Mサイズより小型なSサイズ

■ワンタッチロック方式

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