環境報告書2015
グリーン調達の推進
グリーン調達の状況
◆2014年度の活動状況（活動結果） 欧州ではＲｏＨＳ指令の制限物質が６物質から１０物質へ追加され、またＲＥＡＣＨ規則では現在１６０を超える物質が対象となり、今後も増加していく等、製品含有化学物質規制は、年々厳しくなってきています。
この様な状況に対応するためには、航空電子グループだけの取組みでなく、サプライチェーンを通じた取組みが必須です。
その為、航空電子グループではお取引先と協力し、含有化学物質の管理や環境保全体質確立等を目的とした以下の取組みを実施しております。
この様な状況に対応するためには、航空電子グループだけの取組みでなく、サプライチェーンを通じた取組みが必須です。
その為、航空電子グループではお取引先と協力し、含有化学物質の管理や環境保全体質確立等を目的とした以下の取組みを実施しております。
- お取引先への「グリーン調達ガイドライン」の提示
- 定期的な環境品質確認の実施
2014年度は、国内、海外合計で400社を超えるお取引先に対し実施しました。 - 二次以降のお取引先への対応
特に含有化学物質の管理が必要であると考えられる工程を担当されている場合には、一次取引様と共に環境品質確認を実施しています。
◆航空電子グループにおける取組みの内容
① 環境アドバイザー認定制度
2004年度より、お取引先の環境品質確認を担当する「環境アドバイザー」認定制度を導入しています。
この「環境アドバイザー」は、決められた内容の教育を受け、試験に合格した者のみ認定されます。２０１４年度の認定者は以下の通りです。
★新規認定者： ４０名、 ★更新認定者： ９０名 （任期中：約２００名）
その結果２０１５年３月末で国内／海外合せて約３３０名の「環境アドバイザー」が、
各地のお取引先の環境品質確認を行っています。
②環境品質管理体制の構築
受入／出荷検査等で使用する為、国内／海外生産工場に蛍光Ｘ線分析装置を設置し、環境不具合品を入出荷しない管理体制を構築しています。
また、顧客および法令に定められた情報提供に対応する為、独自の環境データベースで化学物質含有データを管理しています。
②環境品質管理体制の構築
環境品質向上のためには、お取引先における環境管理システムの構築、化学物質含有データの提供等、相互信頼に基づいた協力体制が不可欠となります。
昨年同様２０１４年度も、コミュニケーションの機会として、お取引先との信頼関係構築を目的とした「新春懇親会」を開催しました。
また、主要お取引先に対して「調達方針説明会」を開催する等、強固なパートナーシップの構築を図ってまいります。
環境経営のシンボル
環境報告発行に際して
環境パフォーマンス
環境マネジメント
環境会計
社会とのかかわり・サイト情報