スプリットリング共振器アンテナ技術を用いたRFIDインレイ用フィルムアンテナを開発

~村田製作所製マジックストラップ™搭載用にモデリング~

 

2023年10月11日


 日本航空電子工業(本社:東京都渋谷区 社長:村木正行 以下「当社」)はスプリットリング共振器アンテナ技術を活用したRFIDインレイ(*1)用フィルムアンテナを開発いたしました。株式会社村田製作所(本社:京都府長岡京市、代表取締役社長:中島 規巨 以下「村田製作所」)との協創により、同社製RFIDモジュール「マジックストラップ™」搭載用にモデリングをし、地籍境界杭用RFIDタグへの応用を進めます。

 村田製作所は、業務コンサルティングやソフトウェアとハードウェアを組み合わせた包括的なRFIDシステムソリューションを幅広い分野に提供しています。林業分野では、マジックストラップ™を搭載した地籍境界杭用RFIDタグを開発し、業務の効率化に取り組んでいます。

 当社は、NEC中央研究所が生み出したスプリットリング共振器アンテナ技術を応用し、小型でありながら業界トップクラスの放射効率と、周囲の部品の影響をうけにくく、全方位に近い通信対応を実現する高性能アンテナを製品化していますが、今回、新たにスプリットリング共振器アンテナ技術を活用したUHF920MHz帯対応のRFIDインレイ用フィルムアンテナを開発いたしました。
 これによって、従来RFIDでは読み書き出来ない距離や位置の制約に対し、高い放射効率と等方性の放射性能を実現し、通信距離の向上とともに全方向からの通信を可能としております。

 今回開発したフィルムアンテナにマジックストラップ™を実装し杭に組み込むことで、リーダーライターで森の中の茂みに隠れた境界杭を見つけやすくすることが可能となり、調査・管理業務の効率化が期待されます。今後、両社は実用化に向け開発を進めていきます。

RFID用インレイ(開発品)

サイズ:56×56×0.065mm(Typ)

放射パターン(右旋偏波)

 
 なお、本製品は、10月17日(火)から幕張メッセで開催される「CEATEC 2023」(ホール4 キーデバイスエリア No.K016)に出展します。

*1:PETフィルムなどの上にICチップとアンテナを配置したアンテナ付ICチップ

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