2019年3月期第3四半期決算について
本日発表いたしました、2019年3月期第3四半期決算の概要をお知らせいたします。●2019年3月期第3四半期決算概要(累計)
当社グループの2019年度3月期第3四半期の連結業績は、
■ 売上高 |
1,783億82百万円 |
(前年同期比 92.8%) |
■ 営業利益 |
154億68百万円 |
(前年同期比 95.6%) |
■ 経常利益 |
162億60百万円 |
(前年同期比 108.2%) |
■ 当期純利益 |
118億34百万円 |
(前年同期比 107.9%) |
となりました。
この業績の背景・要因は以下によるものです。
世界経済は、個人消費の拡大などに支えられた米国経済は堅調に推移しましたが、通商問題の影響によって中国では生産・投資抑制の動きも見られるなど、第3四半期後半より、世界的に成長鈍化の兆しが見られました。日本経済も、内需に牽引される形で緩やかな回復が継続したものの、世界経済に対する懸念から急速に不透明感が高まりました。
当社グループの関連するエレクトロニクス市場では、携帯機器市場が成熟化しつつあることに加え、産業機器市場では中国における設備投資抑制の影響により需要が減速しました。自動車市場は電装化を背景に概ね堅調に推移しましたが、欧州、中国市場においては減速感が見られました。
このような状況の中で、当社グループは、成長市場・機器に対し、積極的なグローバルマーケティングと新製品開発活動のスピードアップによる受注・売上の拡大、内製化・設備効率化による生産性向上、及び諸費用抑制など、経営全般にわたる効率化を進め、業績向上に努めました。
その結果、上述の外部環境の悪化を背景に、携帯機器分野および産業機器分野において、所要減少の影響を受けたことから、上記業績となりました。
●2019年3月期通期見通し
2019年度3月期の通期業績予想は、第3四半期後半から広がる不安定な経済環境の影響を受け、当社グループの主要市場である携帯機器・産業機器市場において需要の減少が見込まれることから、2018年10月26日に公表いたしました予想値を下記の通り修正いたします。
予想 |
前年度比 |
前回発表予想 |
増減額 |
|
■ 売上高 |
2,220億円 |
(87%) |
2,415億円 |
△195億円 |
■ 営業利益 |
172 億円 |
(83%) |
192 億円 |
△20 億円 |
■ 経常利益 |
175 億円 |
(101%) |
196 億円 |
△21 億円 |
■ 当期純利益 |
130 億円 |
(100%) |
145 億円 |
△15 億円 |
なお、当期の期末配当金につきましては、1株につき15円を予定しております。この結果、当期の年間配当金は、中間配当金(15円)とあわせて1株につき30円となり、変更はございません。
以 上
この頁に記載されている内容は、発表日時点の情報です。
ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますのであらかじめご了承ください。