環境報告書2010
環境報告発行に際して 専務取締役 島村 正人
環境報告2010 発行に際して
先ずは、このような背景の中で進めてきた2009年度の環境活動を振り返りたいと思います。前年に続いて地球温暖化対策に重点を置き、素材の削減、グリーン調達の推進等に加え、ここ数年来目的目標としては掲げていなかった化学物質の削減を復活させました。本業における環境改善活動の主旨を、改めて明確にしたという意義があります。これらを含め、目的目標に設定したほとんどのテーマを達成することができましたが、CO2排出量の実質生産高原単位での削減は、引き続く経営状況の影響を受けた生産量の回復遅れのため未達となりました。
また、2009年度の新たな取組みとしては、昭島事業所のノーカーデイ運動があげられます。自動車通勤者が自主的に2回/月を目途に公共交通機関を利用するというもので、関係者の理解が得られたのも環境意識普及の現れと言えます。
ここに、2009年度の環境活動を取りまとめ、環境報告として公表いたします。今後の環境活動のさらなる向上にむけ、皆様からの忌憚のないご意見を頂ければ幸いです。