環境報告書2009

環境監査

内部環境環監査員環境教育

    2008年度の内部環境監査員フォローアップ研修については、初の試みとしてTV会議システムを活用して外部講師の教育を分身サイトも同時に受講できるようにしました。これにより、全監査員の約86%(69名)の高い出席率が得られました。アンケートでは、肯定的な意見が主でしたが、今後の課題についての指摘も少なくありませんでした。このようなアンケートを今後の教育改善につなげていきます。
内部環境監査員教育(TV会議システム利用)
 

環境監査

 航空電子グループ統合環境マネジメントシステムは、2005年8月統合認証後4回目のISO14001定期審査を受けています。内部環境監査では、マネジメントレビュー指示事項「監査手順を含む、監査の効率化」への対応として、本年度よりグループ内部環境監査規定を変更しグループ規程への一本化を図りました。環境品質内部監査についても、環境アドバイザーの確認内容に重点を置き、監査内容をより実務的効率的にしました。
●各審査の結果
 2008年度のISO14001定期審査は、各審査部門において、システムの有効性、継続的改善等の確認審査が実施されました。審査の結果、ISO14001規格に基づく環境マネジメントシステムが包括的に継続して満足しているとの評価を受けました。但し、改善の機会の指摘において、素材の削減のようなトップダウン項目は環境影響評価であげられるべきとの指摘がありました。更にEMSの課題として取り組む必要があります。
 JAEグループ内部環境監査は、グループ規定に一本化した最初の内部環境監査となりました。NEC関係会社相互環境審査の取り込みによる監査の効率化やTV会議方式等による監査員教育などの効率化とレベルアップを図りました。監査結果は、遅滞なく是正処置を講じるとともに、グループ全体に水平展開し再発防止を図り、グループ環境担当役員に報告され、マネジメントシステムの見直しに反映しています。

■2008年度 ISO14001定期審査
審査実施サイト ストロングポイント 指摘事項
カテゴリーA カテゴリーB 改善の機会
航空電子グループ 0件 0件 0件 22件

■2008年度 内部監査
審査実施サイト ストロングポイント 指摘事項
不適合 観察事項 要望事項
グループ内部環境監査
(NEC関係会社環境経営交流会の相互環境審査を含む)
10件 10件 49件 41件
グループ環境品質内部監査 18件