環境報告書2013

環境監査

環境監査

  国内マルチサイトの環境マネジメントシステムは、2005年8月のグループ認証後7回目のISO14001審査を受審しました。
  内部環境監査では、地球温暖化対策の実効性およびリスク予防に重点を置いて監査を実施しました。
  また、航空電子グループの製品設計、製造工程、における含有化学物質管理状況を監査するための環境品質内部監査を実施しました。

●ISO14001審査の結果
 2012年度のISO14001定期審査においては、ISO14001:2004規格に基づく環境マネジメントシステムが継続して有効であるとの結果となりました。省エネにおけるグッドポイント、「環境側面」、「目的目標及び実施計画」等における改善の機会を受け、より効果的・効率的な活動となるよう取り組んでいます。

●内部監査の結果
 2012年度の航空電子グループ内部環境監査ではマネジメントシステム上の不適合はありませんでしたが、重点方針に従い緊急事態への対応を含めたリスク予防に係る改善ポイントを多く抽出することができました。各サイトに共通する課題はグループ全体に水平展開し、より一層の管理レベルの向上を図っています。
 環境品質内部監査では、社内環境アドバイザーによる相互評価方式により監査レベルの共通化を図るとともに、業界標準となりつつあるJEITA(JGPSSI)共通様式を事前調査用に導入して実施しました。監査結果には問題となる指摘事項はありませんでした。
■2012年度 ISO14001更新審査
審査実施サイト グット
ポイント
指摘事項
カテゴリーA カテゴリーB 改善の機会
JAEグループ、JAE、HAE及びFAEサイト 3件 0件 0件 12件
■2012年度 内部環境監査
審査実施サイト ストロングポイント 指摘事項
不適合 観察事項 要望事項
JAEグループおよび全サイト 3件 1件 26件 37件
■2012年度 環境品質内部監査
審査実施サイト 所定設問による自己チェック方式にて評価
“yes"(注1)の比率 “コメント"(注2)の数
JAEサイト(コネクタ、航機、UIS)
HAE、YAE、FAE、SAEサイト
98% 9
(注1) “yes“は、実施していることをエビデンスにて確認できた。
(注2) “コメント"は、改善への対応を検討依頼した内容。

2012年度 ISO14001更新審査の様子