環境報告書2009

航空電子グループの森

 2004年6月、航空電子グループの環境経営のシンボルとして東京都奥多摩町に「航空電子グループの森」を開設しました。
    ここには四季折々に鮮やかな色合いが楽しめるヤマザクラ、イタヤカエデ、コブシや、奥多摩の森林に自生し、木の実がそこに生息する動物の餌となるコナラ、ケヤキ、トチノキ、オニグルミ、ヒノキなどの木々およそ3,500本が、グループ各社の社員により植えられており、森林保護だけでなく生物多様性の保全効果も期待できると考えています。
    航空電子グループの森は、主に社員の環境意識向上のための体験学習を中心に活用しており、これまで300名以上のグループ社員が参加していますが、普段やりなれない作業を通じて自然保護の大切さや環境問題への意識を強く感じているようです。
    2008年度は、7月に約30名の社員により、植えた木の背丈以上に成長した下草や幹に巻きついた植物の除去作業を行ないました。
    今後も「航空電子グループの森」を拠り所としてグループ社員の環境意識向上を目指しつつ、関係機関と共に森林の保護と水源林の涵養のための活動を計画していく予定です。

 

森林セラピー基地グランドオープン

  航空電子グループの森がある東京都奥多摩町では森林セラピー事業に取り組んでいます。航空電子グループも森林セラピー推進協議会、同実行委員に参画し、2008年4月に東京都では初となる「森林セラピー基地」の認定を受けました。一年間の試行期間を経て、2009年4月22日に、奥多摩総合運動公園にて森林セラピー基地グランドオープン記念式典・登計トレイル(セラピーステーション)オープン式典・記念イベントが行なわれ、一般利用がスタートしました。