環境報告書2013

目的・目標の制定と活動結果

環境負荷を低減し環境にやさしいものづくりを推進するために、ISO14001マルチサイト認証のもと、各サイトの独自性を尊重しつつ国内航空電子グープとしての目的・目標を設定し活動を行なっています。エネルギー使用の削減として2012年度も震災対策の継続、更に工場エアーから真空ポンプへの切替え推進、重油ボイラからエアコンへの切り替えと効率化運転などを実施し、大幅に目標を達成しています。主な活動を以下の表に示します。なお、(JAE)とあるのは当該活動を行ったサイトの略称を示します。
活動項目 活動目標 目標値 実績 評価
地球温暖化対策の推進 CO2排出実質生産高原単位での削減
(1990年度基準)
△42% △29% 注1
エネルギー使用によるCO2排出量の対策による削減 4,266 ton-CO2以上 5,347 ton-CO2
素材使用量削減による素材製造時のCO2発生量抑制 1,029 ton-CO2
以上
1,797 ton-CO2
グリーン調達の推進 取引先の環境品質確認の実施 214社以上 240社
環境配慮設計の推進による環境負荷軽減 派生品開発時の省電力設計による電力消費量削減(JAE) 15%以上削減 38%
新規金型の軽量化(YAE) 20%以上 23%
化学物質の削減及び素材の削減 金メッキ工程改善による金使用量削減(JAE) 10%以上削減 18%
生産工程の効率化、再利用化による有機溶剤の削減(JAE) 10%以上削減 平均49%
純水製造装置の更新による薬品量削減(HAE) 41ton以上削減 43ton
洗浄液の交換サイクル延長などによる新規購入量の削減(YAE) 4kg以下 21kg
機械加工用洗浄剤の使用量削減(SAE) 10%以上削減 10%
廃棄物の削減 加工工程改善によるガラス汚泥削減(JAE) 50kg以下 40kg
不良低減による廃棄物削減(HAE) 410kg以上削減 868kg
混合廃プラの分別リサイクル化による排出量削減(YAE) 2ton以上削減 12ton
不良低減による廃棄物削減(SAE) 64%以上削減 64%
注1(原単位削減29%について):東日本大震災をきっかけとしたエネルギー源シフトによりCO2換算係数が悪化した結果であり、従来の換算係数を使用した場合は47%となり目標を大幅に達成します。