環境報告書2021
環境監査
「定期内部環境監査」は、全てのサイト全組織を対象として、JAEグループの環境マネジメントシステムが監査基準に適合し、有効に実施され維持されていることを定期的に監査しています。
ISO14001への適合性、有効性は外部審査機関により審査されます。
また、「環境品質内部監査」では航空電子グループ内において、製品含有化学物質管理が適切に実施されていることを定期的に監査しています。
定期内部環境監査の結果
2020年度の定期内部環境監査は、全サイト・全管理体を対象として、ISO14001:2015年版への適合状況、環境パフォーマンスの評価基準及び改善に結び付けるプロセスの確認を重点項目として監査を実施しました。監査の結果、不適合は検出されず、観察、並びに要望事項についてはほぼ例年と同レベルとなり、グループ全体として有効に実施され、維持され、監査基準に適合していることを確認しました。
グループ全体に共通する課題や評価できる点は水平展開し、より一層の管理レベルの向上を図っています。
監査実施サイト | 評価 できる点 |
指摘事項 | ||
---|---|---|---|---|
不適合 | 観察事項 | 要望事項 | ||
JAEグループ及び全サイト | 4件 | 0件 | 15件 | 36件 |
ISO14001審査の結果
2020年度、国内マルチサイトの環境マネジメントシステムはISO14001:2015年版での定期審査を受審し、登録されているマネジメントシステムが維持されていることが確認されました。
審査対象 | |||
---|---|---|---|
グッド ポイント |
改善指摘事項 | 改善の機会 | |
JAEグループ JAE、HAEサイト |
3件 | 無し | 16件 |


2020年度 ISO14001定期審査の様子
環境品質内部監査の結果
2015年度よりJAMP (※マウスを置いて内容をご覧ください)「製品含有化学物質管理ガイドライン」チェックシートを導入し、社内環境アドバイザーの相互評価方式にて監査を実施しています。2020年度の監査は、昨年度と同様に2019年7月施行の改正欧州RoHS指令(フタル酸エステル類)への管理・運用内容を重点項目として、国内5サイト、海外7拠点において相互評価方式での監査を実施しました。
監査の結果、海外拠点にて取引先で使用禁止物質の汚染の恐れがある場合の管理システムの運用、顧客とのコミュニケーションの記録管理および二次取引先の環境品質確認の運用で不備が確認されました。これらの是正/改善の進捗管理は2021年度の監査で確認します。国内拠点は良好な運用を継続している事を確認しました。
審査実施サイト | 指摘事項:2019年度 ⇒ 2020年度 | |
---|---|---|
不適合(注1) | 準適合(注2) | |
JAEサイト(コネクタ、航機、UIS) HAE、YAE、FAE、SAEサイト |
0件 ⇒ 0件 | 0件 ⇒ 0件 |
審査実施海外拠点 | 指摘事項:2019年度 ⇒ 2020年度 | |
---|---|---|
不適合(注1) | 準適合(注2) | |
北米エリア2拠点、 アジアエリア5拠点 |
0件 ⇒ 1件 | 0件 ⇒ 2件 |
(注1) 設問に対応したルールがない場合、および/又は運用が行われていない場合は「不適合」
(注2) 設問の内容で実質的に満足する運用が実施されているが、ルール又は運用の一部に不備がある場合は「準適合」
持続可能な社会の形成に向けて
環境報告2021発行に際して
環境経営のシンボル
報告範囲と編集方針
環境活動の実績
環境マネジメント
社会との関わり
環境負荷低減の取組み