環境報告書2021

サプライチェーンマネジメント

グリーン調達の状況

 製品を取り巻く化学物質規制の状況は欧州RoHS指令を始めとし、世界的に有害化学物質の製品への含有規制が厳しくなってきています。
 航空電子グループは設計段階から有害化学物質の削減を図るとともに、仕入れ先様と連携しながらグリーン調達を推進しています。

航空電子グループにおける取組み及び2020年度の活動結果

●中国VOC規制に関する確認
・2020年3月16日に公布された「中国VOC規制」の概要と想定される影響について各生産拠点に現地購入及び輸入されている対象品を12月以降も購入、使用継続が可能である事を確認できました。
●米国有害物質規制法への対応 ・EPA(米国環境保護局)が、新たに5種類 (※マウスを置いて内容をご覧ください)を追加した有害物質規制法【TSCA】PBT規制の交付に伴い、仕入れ先様へ規制物質の使用状況を確認し、規制に違反しないように対応しました。

●環境アドバイザーによる環境品質の確認
・航空電子グループは独自の「環境アドバイザー認定制度」を導入して国内/海外合わせて約400名の環境アドバイザーを認定しグループ内はもとより仕入れ先様の化学物質管理が適切かつ効率的に運用されているか環境品質確認を実施しました。

(1)航空電子グループの環境品質の確認
・国内で5拠点、海外で7拠点(生産6拠点に加え非生産拠点1社を含む)について製品の化学物質管理が適切かつ効率的に運用されている事を確認する為、環境品質内部監査(クリックすると開きます)を実施しました。


(2)仕入れ先様の環境品質の確認
・独自のチェックシートを見直し、国内/海外合わせて395社へ環境品質確認を実施しました。
●仕入れ先様とのコミュニケーション
・2020年度は新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を鑑み、毎年恒例の「調達方針説明会」、「新春懇親会」の開催を仕入れ先様の健康・安全面を第一に考え止む無く中止と致しました。

●サプライチェーン全体のCHG(温室効果ガス)排出量
・昨年と同様に環境省「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」を参考とし、航空電子グループの企業活動に関わる全てのGHG排出量を把握するため、自社の生産活動のGHG排出量(スコープ1,2)だけではなく、海外生産拠点を含めたサプライチェーン全体のGHG排出量(スコープ3)について算定しました。

昨年度の算定結果と同様にGHG排出量の約60%を原材料・資材を調達する際の仕入れ先様からのスコープ3カテゴリ1が占めている事が確認出来ました。
昨年度との大きな違いは、新型コロナウイルスの影響により、カテゴリ6出張のGHG排出量が約50%減となりました。