環境報告書2021
製品への環境配慮
製品への取り組み
製品の製造、使用、及び廃棄の各段階における環境負荷を低減するため、設計段階から環境へ配慮した取り組みを進めています。製品設計においては、有害性の低い材料の使用や製品の省電力化を進め、金型設計においても成型材料の利用率向上や金型の長寿命化などに取組んでいます。
以下に各製品における環境配慮について紹介します。
環境配慮型製品の例
●コネクタ事業
大電流向け2極コネクタ MX70シリーズ
(1) 製品普及によるCO2削減
本製品は電動車に使用される製品であり、この製品の普及がガソリン燃料の使用量を減らし、CO2削減に貢献している。
(2) 製品普及による自給自足エネルギーの利用拡大
上記に加え、一般家庭での充電が可能になることにより自家発電や太陽光発電の促進へとつながる。
(3) 高電流対応による高い汎用性
本製品は従来品に比べて許容電流値が高く、汎用性が高いため多機種への展開が可能であり、開発品増加の抑制をした。
(4) 環境対応仕様(RoHS対応品)
構成材料はRoHS指令に対応し環境に配慮。


●インターフェース・ソリューション事業
車載用フィルムセンサ(TC23シリーズ)
(1) 製品構造による省資源化
タッチパネルのセンサ部分を、従来のガラス素材からフィルム素材へ変更し本体を軽量化しています。
(2) 希少金属(レアメタル)の使用低減
従来のガラスセンサでは、センサの電極に希少金属(レアメタル)を使用していますが、高精細印刷技術を用い、希少金属を使用しない電極形成を行っています。
持続可能な社会の形成に向けて
環境報告2021発行に際して
環境経営のシンボル
報告範囲と編集方針
環境活動の実績
環境マネジメント
社会との関わり
環境負荷低減の取組み